言葉

年末年始の間、少しも読書しなかった。その分ネットの記事を読んでいるから文章を遠ざけている訳ではない。そもそも言葉を使って思考するのは疲れる、やたらと言葉にこだわっている時は順調な時より、逆境の時だ。疲れるにもかかわらず薄っぺらい自分を何とか励まそうとし、縋るものがあれば縋りたく思う。テレビをぼんやり見ていても響く声を求めている。ドキュメンタリー、短歌、詩歌、音楽、ドラマ、何かしら言葉を求めている。
そして受容しているだけじゃ駄目なんだ、発信しろという内からの声が聴こえる。ただなぞっては駄目なんだ。義務的に発しても駄目なんだ。