我らの時代

昔生まれだから

生まれたときには

テレビは無かった

冷蔵庫は無かった

電話は無かった

炊飯器は無かった

電子レンジは無かった

洗濯機は無かった

成長とともに電化製品が揃い

便利さを実感

無い時代と使い始めを両方知ってるからこそ

便利な物があるのは当たり前のことじゃ無かった

ただの時代の巡り合わせだが得難い経験

 

やがてデコボコ道は舗装され

薪ストーブは石油ストーブとなり

今ではエアコン

ソロバンは電卓となり

パソコンが生まれ

携帯電話が普及したと思ったら

たちまちスマホ

テレビはモノクロからカラー

アナログからデジタルへ

ハイビジョンから4K8Kへ

 

まだまだ時代は変わっていく

これらが何も無い時代を思い出す

退屈さ不便さ

時間だけはあったし

逆に貧乏暇無しだったかもしれない

何を得て何を失ったのか