におい

いつの頃か嗅覚が鈍くなりよっぽどの悪臭でもないと鼻が効かなくなった。

食品が腐ったかどうか嗅ぎ分けられないと生活にも支障が出る。

都会暮らしで人工物・化学物質に囲まれ野性の勘が働くなったためだけでなく、加齢の影響が大きいのだろう。

匂いに鈍感になったおかげで鈍感力が養われ、若いころのように匂いで何かを警戒することがなくなった。いいことか悪いことかはわからない。敏感すぎると警戒心が強くなりすぎて疲れてしまうしな。

そう思ってたのになぜか最近締め切ってエアコンをかけている自宅の部屋に入ると一瞬におう。つまり換気が必要なレベルで。これは余程生命の危険のアラームが鳴り響いているということか。閉め切りの部屋は換気に気を付けよう。