やはり季節といえば寒さが和らぎ暖かくなるとともに順に季節の花が咲き木々の枝に若葉が映える春。

でも周りは華やぐのに置いてきぼりになった気がして寂しい。

 

気温が上昇するとともに身なりが軽装になり、全身にまとわりつく空気まで軽くなったような夏。暑さで思考停止し、深い悩みが遠ざかったような夏。若いころには苦手だった夏がいつの間にか好ましいものに変わりつつある。

 

春とともに好ましい気候の秋。収穫の秋、食欲の秋、読書の秋。しかし収穫する畑も果樹も今は持ってないんだよな、残念。また収穫、落葉とともに終末感がある。

 

そして冬。郷里の四国の山中は必ず雪が積もり冬は雪とともにあった。12月の積雪こそ数年に1回ほどだが、1月2月はそこそこ積もる。雪解けの光が射す障子戸も印象的だった。その後瀬戸内の平野そして関東平野に住む今はほとんど雪とは無縁だ。果たして今年は積雪があるのか。

あといくつ寝ると春が来る?と春の訪れを恋しがってるこの冬こそ自分には相性がいいのかもしれない。